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今日も明日も日本のどこかでサドルにまたがる、慶應医学部2年生。U23ロードナショナルチーム。宜しくお願いします!

ベルギー遠征30日目

ここ数日どたばたしていて遅れましたが、レースレポートです!

 

距離:6.8km×15周、113km

出走人数:100人くらい

順位:47位

天気:はれ、少し横風

内容:最終戦なので、過去7つの試合で得てきたレース勘、位置取りを信じて、踏むところでは思い切って踏んでいくことを決めてレースにのぞんだ

 

最初2周の落ち着いたペースから、4周目にかけてアタックの打ち合いになり、中切れの形で30人が抜け出して、自分は前に残れた。

しかしちょっとした上り区間とその後のワインディングで前がペースダウンしてしまい、後ろと合流。それとほぼ同時くらいのタイミングで前でもう一度アタック合戦の動きになり、3名が先行したところに14名が合流する形で17人が先行する。

 

今から思うと、どうしてこの動きに乗れなかったのかわからない。限界まで追い込むほどきつくもなかったし、前の動きは見えていた。アタックに反応できないほど密度が高かったわけでもないし。。抜け出して集団に吸収された時点で気が緩んでいたあらわれだろうか。

終戦に至っても、ここは失敗だった。

 

その後、この動きに乗っかるべく3人で抜け出していたところにMAZDAが合流。4人で一周強追走したものの、前が速すぎて追いつかず、あきらめムードになって集団に一度戻る。

その後もアタックはあったがまとまった追走にならず、今日はスプリントしようかな、という気持ちでラスト2周を迎えた。

 

そこで今日2つめの失敗が訪れる。ラスト2周に入って再び集団が活性化して、前15人ほどが抜け出している。松田がこれに乗っていたが自分もこれに乗らなければ話にならない。

 

慌てて追走の動きを見せ、4人で抜け出したが、周りの3人が強すぎてうまく回れない。

散々怒鳴られ、Japと笑われ、ここから遅れてしまう。

 

結局後ろの集団の前の方でゴールした。

 

最後のレースなので後悔しないように動こうと思っていたが、結局勝負どころを2回とも逃す結果に終わってしまった。

追走の動きを自分の脚で2回作ったところは自分でも評価できるが、やはりそもそも自ら脚を使って追走しなければいけない状況になっている時点でミスである。

 

 

ベルギーで8レースを走ってきて、位置取り、展開を読む力は着実に向上したし、日本のホビーレースならば、こちらでベルギー人にコテンパンにされた方法で自分が展開を作ることもできると思う。

しかし、最後までベルギーでの課題を克服することはできなかったので、日本にこの課題は持ち帰って、日本の全日本クラスのレースで、楽に集団内で位置どること、逃げに乗ること、逃げを作ること、その上でスプリントで勝つことができるように練習に励みたい。

 


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(C)JCF

松田と追走。