アウター×トップ=無限大!-kakemedroad-

今日も明日も日本のどこかでサドルにまたがる、慶應医学部2年生。U23ロードナショナルチーム。宜しくお願いします!

ベルギー遠征10日目

今日はSint Maria Lierdeというレースでした!

 

一周6.5kmのコースを19周する123kmのレース。

コースは少しアップダウンがあるものの平坦基調で、道幅も広く走りやすい感じ。気温も最高8度と暖かい。

 

しかしレースタイムだけしっかり雨予報。ベルギーの滑りやすい雨の路面を痛感することになる。。

 

スタートは5列目くらいから。ニュートラルなしでアクチュアルスタート。

道幅の広いところから狭いところに入って、歩道が開いていたのですっと歩道に入って位置を上げる。先頭ではすでに5人ほどが逃げていた。

どうせ集団の半ばでラインをずらして集団に戻るのも危ないし、雨で集団がナーバスになっていればファーストアタックで決まる可能性もあると思い、ブリッジ!

追いついたものの、3人引き連れてきてしまった上に集団もすぐに迫ってきて無駄足。

また、このブリッジの間にコーナリングと立ち上がりで計3回タイヤを滑らせ、日本との路面の違いを思い知ってナーバスになる。

 

その後は何度かアタックに反応するが、ことごとく決まらないので今日こそは集団優位の日だと思って位置を下げ、30番手前後で周回を重ねる。

正直、路面の滑りやすさが衝撃的すぎて集団の前方に位置取ろうとか、レース全体の流れを考えて次の動きを考えようとか、頭にあまり余裕がない。前の人のコーナリングを信じて車間を開けないように走ることしか考えられなかった。

集団のペースは速くなったり遅くなったりするが千切れるほどではなく、そのままゴールまで周回を重ねる。

 

特に頭を使わずに走っていたら、ラスト一周で橋川さんに「前20人!」と言われる。え、ここ先頭じゃなかったのか。。少し萎える。

落車しないことを念頭に置いて安全目にスプリントをこなしてゴールすると、佐藤が「3位でした!」と嬉しそう。勝ち逃げに乗っていたらしい。

アンダー1年目のベルギー遠征で3位は相当すごいのではないだろうか。動き方も、あとから聞くと、集団後方に陣取って勝ち逃げに乗るためのブリッジだけ全開で踏んだらしく、レースを読むのが上手い。前回のgooikでも勝ち逃げに乗っていたし。

 

そんなこんなで自分は32位。この遠征の目的は「勝ち逃げに乗る」「アタックをする」であるとはいえ、やはり完走できると安心感は得られる。

しかし中川や佐藤が自分で展開を作ったり勝ち逃げに乗ったりしているのを見ているので自分ものんびりしてはいられない。

 

今日はこちらではじめての雨というのもあって、雨に気を使いすぎて位置取り含めレースを考えて走れなかったが、前回のgooik、今回のlierdeとかなり高強度、長時間の良い練習ができて調子も上がってきている。

こちらで走る残り5レースを大切にしながら、一回でも手応えを掴んで結果につなげて帰りたい。

 

応援よろしくお願いします!