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今日も明日も日本のどこかでサドルにまたがる、慶應医学部2年生。U23ロードナショナルチーム。宜しくお願いします!

ベルギー遠征3日目

今日はベルギー初レース、Maldegem-Kleitでした。

ベルギー人たちも今日が実質初レースだったらしいです!

 

(いろいろてんやわんやで今日は写真ありません、すみません)

 

日記というとレースレポ形式になっちゃいますね。以下自己満レースレポを書き連ねておきますので興味のある方は読んでください!

 

コースは一周5キロ弱を24周する104kmのレース。

反時計回りなので直角の左コーナーが4つ、右コーナーが1つで、途中吹きさらし区間が2kmくらいと、見通しが悪くて歩道がうねうねしていたり道の真ん中に石畳があったりする危な目な通りが1つ。

 

イメージ的には、学連RCSの行田ラウンドをJPTでも活躍できる選手たちと走るような感じでした!

 

レースは落車しないことが第一の監督からのオーダーで、10列目くらいからスタート。最初はベルギーのおじさんたちの密集度はどんなもんだろうとひやひやしていたけど、走り出してみるとJPTくらいで、何もひるむ必要がなく、JPTと違ってガラの悪い某チームの罵声がないので快適に走れる。するするっと一周かけて先頭に出られたので、アタック合戦に参加してジャブを打ってみる。

 

何回かアタックしたりアタックに反応したりする動きをしたところで、4人で抜け出せたので一周逃げてみるが捕まる。早稲田大学の中川も積極的に動いている。

このとき、限界ではないが次のアタックには反応できないくらい。

 

しかし容赦なくアタックはかかり続けるので、吸収されたあと2,3回どんぱちやって抜け出した5人くらいに、中川含む2,3人がブリッジしているのが見えた。あ、これは決まるかも、と思ったが集団が緩んで蓋されてしまってブリッジできなかった。

 

この時点でまだ30分程しか経過していない。少し脚を休めて次の展開に備えようと思ったが、前が速いので後ろもペースが上がって休めず、むしろきつくなってズルズルと位置を下げてしまう。クリテでよくあるちぎれるパターン。きついから後ろに下がってしまうのに、後ろは更にインターバルがかかるので負のループに陥り、千切れる。

えてしてそうなってしまって、追走の30人ほどのグループから遅れ、次々に抜かれて、富尾先輩、佐藤のいた第三集団に落ちて、なおもケツで苦しむ。

 

最終的には50km地点でちぎれてDNF。

 

ふりかえり

橋川監督からは、序盤で自在に集団の中を動いて前に上がり、展開が見れる位置に陣取り、展開に多少なりとも加われたことは評価して頂けた。

自分でも序盤の動きは集中できていたし、自在に動けて良かったと思う。逃げることもできたし。

しかし一度逃げた後の回復が追いつかないし、インターバル自体も一定時間以上維持することができない。去年の課題をそのまま引きずってしまっている。

逃げる必要がなかったとは思わないが、比較的集団が落ち着いているときに抜け出したし、抜け出したあと後ろを見ると横に広がっていたので、勝ち逃げにならないことは明らかだった気もする。

だからといって逃げを打たなくするのではなく、この遠征期間中にインターバルを徹底的に強化していく必要がある。

 

 

決まった逃げが勝ち逃げになるパーセンテージが存在するとしたら、そのパーセンテージの中に自分を置く方法は2つある。

①何度もアタックできるようにする(つまり試行回数を増やす)

②アタックを見極めるカンを磨く(つまりパーセンテージ自体を上げる)

レース後のミーティングで橋川さんは、アタックを見極めるカンを磨こうとすると、アタック自体を打てなくなる選手が多いと仰っていた。つまり、②よりも①を考えたほうが良い。

 

徹底的にインターバルを強化して、アタックに反応できる回数、自分で逃げを打てる回数を増やさなければならない。

 

 

水曜日にもレースがあります。

今日はしっかり回復に努めて、明日しっかり追い込み、明後日軽く刺激を入れて水曜日を迎えたいと思います。

次は「勝ち逃げ」に乗りたい!

応援よろしくお願いします。