股ズレに悩まされて旅に出た。
こんにちは。タイトルの通り、股ズレに悩まされて自転車に乗りたくなくなることもしばしばのkakeです。
慶應チャリ部の部室にワットバイクが来たのですが...
サドルが合わない!!ってわけで今日は...
皆さん、股ズレどうしてますか?について!
自転車乗りにとって、デリケートな部分であり、なかなか真剣に議論できない部分であるお股の問題。今日はとことん話し合いましょう(生暖かい目)。
■目次
■まずはどこが擦れて痛いのか検証した
まずはこれが分からないと、対策の講じようがありません。よく、股ズレのことを言う人は「股が痛い」とか「尻が痛い」とか言いますよね。でもこれ、股ズレマスターの僕に言わせてもらうと、「いや、どこが痛いんかもっと詳しく言わんかい」と。
と、いうわけで、股ズレマスターのkakeが、「どこが擦れてるから痛いのか」お教えします!(なぜか上から)
あの、決して僕官能作家とかじゃないですからね、なんか卑猥な絵描いてすいません。(もっとリアルに書けって…?変態…)
で、痛いのはこの赤蛍光ペンで書いたあたり、そう、局部とおしりの穴の間の区間、会陰って言います。
正確には、この会陰の左右両端が擦れます。時にピンポン玉ほどの大きさにもなる腫れを作ります。
※これは私の話です。もっと別のところが擦れて痛い方は…僕に見せに来てください(いや、やっぱりいいです)。
■サドルvsレーパン+股か、サドル+レーパンvs股か?
これ、人によると思うんですよね。
サドル自体を自分に合ったものをまだ探し中で、サドル沼に浸かっている方々には、前者が多い気がします。骨と当たるので、レーパンの貧相なクッションではとてもいなしきれないんですよね。
逆に、サドルは完璧にあったものを見つけている方でも、距離を乗り込めば会陰が痛くなることがあります(業界用語ではこれを、会陰にingをつけてエイニングと呼んでいます)。そういった方の痛みは後者で、骨の痛みではなく、レーパンとの擦れによって痛みが出たりします。
■サドルの形状の問題
先の項で前者に該当すると思われた方は、サドルの迷走を早めに終わらせることをお勧めします。サドルは各社から本当に様々なものが出ていますが、僕の感覚ではサドルを選ぶ基準は3つです。
ちなみに自分は、1は曲面派、2は要らない、3は広い派です。フィジークのアリアンテ、サンマルコのコンコール、プロロゴのカッパエボなどがこのタイプに合致します。大体この3項目で自分のサドルの好みを決めておくと、サドルを変えてみたくなった時に失敗しなくて済むかもですよ!僕のおすすめ(僕のおしりに合ってるサドル)は以下。
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■座る位置の問題
サドル自体はあっていても、角度やその前後位置によって骨盤の形状とマッチしなかったり、擦れが余計に出てしまうことがあります。その場合、乗っている最中に骨盤の角度などを試行錯誤すると、痛みが和らぐポイントがあるのが特徴です。その場合は、サドルが合わないとあきらめてしまわずに、根気よくポジションだしを続けましょう。
一般的に、前乗りを長い時間していると、早い段階で会陰が痛くなりがちです。体重が一点に集中するのですから当然ですね。少しサドルを前に出してみるのも良いでしょう。
ちなみに僕は
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このサドルを2か月前から愛用していますが、最初角度が合っていなかったようでエイニングしまくって大変でした。角度大事です。本当に。
■レーパンとの相性の問題
特定のウエアを着ると痛くなるということであれば、そのウエアのメーカーを訴えましょう(嘘です。訴えないでください)。
レーパンのパッドは各社工夫を凝らしているものの、それによって特定の癖は生じるものなので、合わないものは合いません。合わなかったらおとなしく、ウエアの買い直しを考えましょう。
ちなみにチームのサプライヤー様であるチャンピオンシステムのレーパンは僕には相性ぴったりで、今のウエアを着始めた1か月前からは、会陰の痛みを感じることが少なくなりました。
■そもそもサドル考えたやつ頭悪くない??
これなんですよね。椅子じゃあるまいし、そもそもこんなに硬くて小さいのの上に体重を預けて、痛くないわけないじゃないですか。自転車にのり始めたころのことを思い出しましょう。「こんなとこに座るの?」って思ってたはずです。
サドルはそもそも持続して座ることを考えていないものと僕は解釈しています。定期的に休むダンシングを取り入れ、脚も会陰も休ませてあげましょうね。
■assos chamois cremeを試してみた
シャモアクリームってご存知ですか?
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こんなやつです。擦れるところの肌に直接塗り、また擦れるところのレーパン側にも塗ると、150km以上のワークアウトの時に後半会陰が元気だったりします。2か月ほど上記の商品使ってますが、良いですよ。2か月で1/5くらいしか減らないので、一般の方であれば1つで1年持つでしょうし。この機会にぜひ。
※商品によっては肌に直接はNGのものも存在しますので、ご使用は取扱説明書をよくご覧になってくださいね。
■「会陰をいたわること」の重要性
ここまで、自転車に乗っているとき、乗る前の対策をつらつらと述べてきましたが、結局自転車に乗っていない時間が一日の大半なわけで、乗らない時にどんな対策をするかって、結構大事です。
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結局、昔の人の考え出したものって偉大で、オロナインが一番良いと思います。本当に一晩で股ズレがかなり改善します。今では、上のリンクの下側のようなチューブタイプで持ち運びしやすいタイプもありますので、ぜひ。
いかがだったでしょうか。この記事を読んで会陰の痛みを少しでも軽減してくれたら、股ズレマスターもこの記事を書いた甲斐があったってもんです。ではでは~。