アウター×トップ=無限大!-kakemedroad-

今日も明日も日本のどこかでサドルにまたがる、慶應医学部2年生。U23ロードナショナルチーム。宜しくお願いします!

ベルギー遠征28日目

次は帰国前最後のレース。

 

 

アタックを打つ、つかまる、打つ、つかまる、みんな疲れてきたな、そろそろ決まるな、打つ、決まる。。。

 

こっちのレースはみんなが逃げを決めたがっているところが日本とは根本的に違う。だからこそ、どのアタックが決定的に逃げになるのか、レースを読む力、選手の力を見極める力、広い視野が必要になる。

 

日本に帰ってレースを走って成長を見極めるのが楽しみ。

とはいえ、日本では一人アホみたいにアタックしてても、捕まってスプリントで埋もれるだけだろうけど。

走るレースの地域によって、レース展開も全く違う。走るレースごとにそのペロトンの雰囲気を読み取って動き方を変えなければいけない。

だから自転車競技は面白い。

 

 

あ、すいません。回復走中にそんなこと考えてました。

 


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中川とカフェに行きました。

 

U23ヘントウェベルヘムには出走しないことになりました。その代わり、土曜日にあるレースはベルギーのケルメスの中でも最多出走人数、最長距離、最高カテゴリらしいです。

 

実は今ベルギーにいるメンバーの中で、唯一風邪、怪我なく、予定されたすべてのレースに出走することができています。最後まで気を抜くことなく、元気に日本に帰るとともに、今までの7戦で少しだけ成長した分で、ベルギー人にぶち当たって来たいと思います。応援よろしくおねがいします。

ベルギー遠征27日目

レースレポです!!

 

レース名:よくわからず

距離:11km×11周, 121km

出走人数:100人くらい

結果:4周パンク

 

内容: 前回のレースで積極的に動いたことによってちぎれて終わってしま ったので、 今回は横風の影響を受けやすいこともあり集団の前で展開して集団 に生き残ることを第一に考え、 決定的な動きには反応していくことを目的にした。

 

1,2周目は集団が穏やかだったが、 前ではアタックがかかり続ける展開。2周目の最後に、 中川が抜け出した後に5人が抜け出してから、 わらわらと前へのブリッジがかかり続ける。 集団が活性化しているうちは追いつく可能性があるので、3周目は これを傍観。4周目に入って前が10人超に膨れ上がっているのが 見え、少し集団があきらめムードになったので、 ここが最終便だと思って追走アタック。先に前を追っていた3人と 、自分含む4人が合流して7人の追走になったが追いつかず、 集団に引き戻されて蓋をされてしまった。

 

そのあとは、 集団前方で展開して中切れのリスクを最小限に収めることに努めた 。4周目の上り横風の区間で前が割れたので、 ここで詰めないと中切れになると直感して全力で詰めに行ったが、 しばしギャップが空いたものの下りでまとまってしまって決定的な 動きにはならなかった。

 

その後、5周目で路上の大きなギャップに前輪を取られ、 あわやハンドルから手が外れて落車という状況だったがなんとかこ らえたものの、2,3kmを走って前輪パンク。

 

いつも以上にパワーが出ていた割に主観的なきつさは低く、 調子が良かっただけに悔しい。

パンクした人間の常套句ではあるが、 今日は集団に残れたと思うので、 自分がどこまで通用するのか試せなかったのは心残りだ。

自分はU23ヘントには出ないことになったので、 土曜日の一戦がベルギーでの最後のレースとなる。ここまで7レー スを走ってきて得てきたものをぶつけて好成績を狙うとともに、 ここで体調を崩したりけがをしたりするとのこりのシーズンに大き く影響するので、ラストスパート気を付けていきたい。

 

ベルギー遠征26日目

今日はクルイスベルグというところの登りで2分走を2回刺激で入れて、あとは回復走でした!

明日がレースなので気合い入れていきます。調子も悪くなさげ。


次世代のアンダーを担う漢、showy松田。

次世代のゆるキャラ、Ken中川。

気付いたら黒ずくめだったカケ。

ベルギーは晴れると空が低くて本当に気持ちが良いです。
明日頑張るぞ!

ベルギー遠征25日目

水曜日のレースに向けて、今日は室内で効率よくメニューを行いました!

 

外は寒気が戻ってきて氷点下の寒さ。外でメニューをやるよりもこういう時は室内の方が良いという判断です。

 

メニューは20分間のテンポ走からの、60-30インターバルを4回、20-10インターバルを8回。

 

前回のレースで腰痛が出てしまったので、もがきながらフォームを確認して、痛みが出ないか気を使いながら行いました。

 

あとは、月曜日なので朝市へ!

 

15ユーロでかわいい時計買えました。


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ベルギーものこり少なくなってきたので、夜はブルゴーニュの白ワインとカマンベールチーズでささやかながら乾杯。



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シーズンインしているので深酒はしません!

ベルギー遠征24日目

レースでした!

 

レース名:よくわからず

 

距離:1.6km50周、80km

 

コースの印象:路面がタイルでぼこぼこしていて、ところどころ滑りそう、登りも400m4%くらいだが、後半にかけて斜度が上がるので惰性では行き切れなさそう。道幅は気にするほど狭くはない。

 

予想した展開:一周の短いクリテリウムっぽいコースで、出走人数が60人近くとかなり少ないことから、初めからアタックがかかり続ける中で序盤に逃げが決まると予想した。前に陣取ったが、シード選手みたいなのがいて結局スタートは3列目。

 

内容:25周くらいでDNF

逃げが序盤に決まると思っていたので、先頭から20番手以内に位置どるようにした。最初の3周はみんな元気なので様子を見ていて、一度集団が緩んだところで、そろそろ動き始めの時間帯かな、と考え身構えた。一度緩み切って再びアタック合戦が始まって、5周目くらいに登り終わりの緩むところでアタックしてみたところ、一人になった。

 

自分のアタックは集団から抜け出すときだけ踏んで、あとは休んでしまっていると分析していたので、抜け出してからも脚を使って踏み続けてみた。すると、3人がブリッジ、というよりアタックしてきて、抜かされるときの速度差があったためにそこに付ききれなかった。

4人になって全開でローテできたら決まった逃げになったかもしれない。強そうだったし。

 

結果、自分の脚がなくて集団に引き戻されてしまい、ズルズル下がったタイミングで松田が勢いよく行くのが見えた。この逃げはあとから5人が合流して6人の逃げになり勝ち逃げになった。

 

自分は2周ほど後ろで休んで回復に努めたが、どうも今日は腰を休ませられるところがなくて腰がずっといたい。それで踏めなくなりかけるのをぐっとこらえる時間帯が続く。

 

前を追う動きでペースが上がりだした10周目くらいのタイミングで、ペースアップに楽に対処するため登りで前に上がろうとしたところ、集団が中切れて20人くらいが先行しているのが見えた。後ろからわらわらとブリッジするのに反応する形で前に戻れたら良いなと思ったが、蠣崎、山本さんが中切れの後ろにいたらしく、監督から「ここのギャップ埋めろ」という声が聞こえた。

初めて監督から指示を頂いたのでああ脚を使うなら今しかないんだと思って単独追走を開始。

しばし一人だったが僕の背中を追いかけて集団もついてきたようで、1周一人で追ったら後ろから大量に抜かされて前の集団と合流できた。

 

そこからは山本さんが前にブリッジしたり、マツダは落車しながらも力走したりと凄かったようだが、自分は脚を使い果たして集団後方で腰痛に悶えながら10周あまりを走って千切れた。

 

ふりかえり:要所になる時間帯で動くことはできたと思うし、こちらに来て初めてアシスト的な動きもできた。

しかし、逃げを決められなかったのは今回に関しては自分の脚が足りなかったからのように感じるし、一度割れた集団の前を追走して脚が終わってしまったのもまだまだ脚が足りないと感じた。

残る2レース、特に水曜日のレースはアンダーのヘントのメンバー選考にも色濃く関わってくると思うのでしっかりコンディションを合わせていきたい。


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サングラスがかわりました。

 

ベルギー遠征23日目

今日は、明日がレースということで、リカバリー走を少し。

 

フラフラと走っていると、たまたま、たまたま自転車屋があって、そこにたまたま欲しかったサングラスがあって、たまたまクレジットカードを持っていたもんだから、、


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こうなりました。😂

 

ベルギー来てから大きな買い物を一つもしていなかったので、まあいいよね!

 

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こっちは別のやつの試着。ピーター・カケル・サガン参上。

 

さて、明日のレースは昨年の完走6人の超サバイバルレースらしい。良い結果を残して勝利の美酒を捧げられるのか!?僕も僕自身にこうご期待です。